2025-11-22 20:27
空街
東北に住む母が「スカイツリーを見に行きたい」と言うので、上京してきた金曜日。
わたしは仕事をお休みして、いっしょにスカイツリーへ行ってきました。
スカイツリーに登るのは、たぶん6年ぶりくらい。とても久しぶりです。
入場受付前でスカイツリーを見上げると、
あまりの高さに思わず「わあ…」と声が漏れてしまうほど。
やっぱり近くで見ると圧倒されます。
平日のお昼でしたが、人はけっこう多め。
指定された入場時間から上空350mの展望台に着くまで、
だいたい30分くらいかかりました。
この日の東京は青空で、よく晴れていました。
でも展望台から見下ろす景色は、全体が白く灰色がかっていて、遠くへ目を向けるほど少しずつかすんで見えなくなっていました。
緑がほとんどなくて、無機の灰色が広がっている景色。
地上を歩いていると気付かないけれど、上から眺めると、やっぱり東京の空気ってほんのりよどんでいるのかもしれないな、なんて思っちゃいました。
スカイツリーの上から見える街並みは、まるで大きなジオラマのよう。
遠くの車も人も、お米よりずっと小さくて。
学校の校庭では体育の授業をしていたのか、小さな粒のような人たちが同じ動きをしているのが見えて。なんだか不思議な光景にずっと見入ってしまいました。
街にはっきりと落ちているスカイツリーの影も印象的でした。
この日も、ハニーちゃんといっしょにおでかけ。
右腕の角度が絶妙で、自撮り風の写真が撮れちゃうところがかわいくて、
最近はいつも連れて行ってしまいます。
展望台の中では、フロア340にある
「肘掛けに寄りかかって、前のめりに景色を見下ろせる場所」からの眺めが
とても見やすいので、おすすめポイントです。
母を見送った後は、「せっかくおでかけしたし～」と思って、
アニメ『PERFECT BLUE』に登場するアイドルグループ・CHAMの
CDリリースイベントへ行ってきました。
CDのほかにも、アクスタや缶バッジなどのグッズがずらり。
97年アニメの劇中アイドルのリアルイベントが令和に開催されるなんて、
なんだか時空がねじれたみたい。
by Kanon | 日記